地方におけるオンライン学習の有効性

梁取塾,オンライン 国語専門塾

オンライン学習は、大都市圏以外の地方地域に住む中学生にとって大きな有益性をもたらす可能性があります。それは、なんとなく分かっていることだとは思いますが、その理由を具体的に挙げます。

梁取塾のある福島県須賀川市大東地区

私たちの教室は福島県須賀川市の東の端に位置しています。

最寄りの小学校・中学校の生徒数は年々減少傾向にあり、2024年時点での生徒数は学年25〜35人程度といったところです。

そういった地域で塾を長年経営している立場で考えるオンライン学習のメリットは大きく分けて3つあると思います。

オンラインのメリット1

まず第一に、地理的な制約が少なくなります

人口の少ない地域では学区が広くなるため、学校が遠く、通学に時間がかかったり、保護者による送迎が必要な生徒が多くいます。

さらに塾となると、それぞれの町の中心地まで当然のように保護者の送迎が必要です。これが週2〜3回、それが何年も続くのですから、時間的・経済的な損失は小さくありません。

しかし、オンライン学習を導入することで、自宅から手軽にアクセスでき、時間や交通の制約を受けずに学習が可能となります。

オンラインのメリット2

また、オンライン学習は様々な学習リソースにアクセスできるという点でも利点があります。

地方の学校や塾では、専門の講師や充実した教材が限られていることがありますが、オンライン学習を通じて、優れた講義や教材に容易に触れることができます。

これにより、より幅広い知識やスキルを身につけることができ、将来の可能性が広がるでしょう。

オンラインのメリット3

オンラインによる学習は柔軟性があります

地方では地域ごとの特性や環境が異なります。須賀川市だけでも中心部と東部では大きく生活スタイルが異なります。保護者さんのご職業も会社員から農家、自営業など多岐にわたります。この傾向が都市部よりも強いように感じます。

そういった理由から、一律の学習ペースやスケジュールが難しいことがあります。しかし、オンライン学習では個々の生徒に合わせた学習が可能であり、自分のペースで進めることができます。これにより、生徒は自らの学習スタイルに合わせて理解を深め、興味を持って学ぶことができます。

デメリット

一方で、オンライン学習には課題も存在します。

やはり一番のデメリットは対面の教育と比べて生徒同士や教師とのコミュニケーションが減少する可能性があることです。人間関係や協働能力の向上に課題が生じることも考慮しなければなりません。

梁取塾ではオンライン授業も可能です

総じて、都市部以外の地域に住む小・中学生にとってオンライン学習は、アクセスの容易性や学習リソースの多様性、柔軟性など多くの利点がある一方で、ネットワーク環境や人間関係の側面での課題も考慮する必要があります。

梁取塾では、オンライン授業は基本は短時間の完全個別指導です。生徒さんの状況に合わせて相談しながら時間や学習教科を決めていきます。いわばオンラインの家庭教師のような感じです。

ただし、生徒が須賀川市近隣在住の場合は月に1回程度は実際に対面してコミュニケーションをとるようにしています。

やり方を工夫すれば、オンライン学習のメリットは非常に大きいと思います。

ご興味のある方は、お気軽にLINEでご相談ください→ https://lin.ee/hhoW1n5